ねんど板の上

こねたり刻み込んだりします

ざっからんどの話

最終投稿から2年も経っていてびっくりした。

ここ2年間、いろいろなことがあった。

とりあえず今は落ち着いているし、じゅうぶんに幸せな生活を送れている。

内面の変化も様々あったが、今日はとりあえず別の話題を書きたいと思う。


わたしがよく通る道に「ざっからんど」というお店の佇まいがある。

佇まいだけがあるのだ。

わたしが物心ついたときからずっと閉まっていて、営業しているところはいっさい見たことがない。

可愛らしい白塗りの壁に、緑色のりぼんが描かれている。

きっと外装に合った可愛らしい雑貨を扱うお店だったのだろう。

色とりどりのスポンジや、キュートなくまやうさぎのぬいぐるみまで、脳裏に店内の様子が浮かぶ。

営業しているときに行ってみたかったなあ。

タイムマシンがあれば、過去に戻ってこのお店を訪れるだろう。